.servbay.configファイルの使用
概要
ServBayは、プロジェクトレベルでの実行環境設定をサポートしています。これは、プロジェクトディレクトリに.servbay.config
ファイルを作成することで実現されます。
.servbay.config
ファイルを通じて、ユーザーは各プロジェクトに対して異なる実行環境を設定できます。たとえば、PHPやNode.jsの実行バージョンを指定することができます。この機能により、ユーザーはプロジェクトに対する完全なコントロールを得るとともに、利便性が大幅に向上します。
また、.servbay.config
はNode.jsのNPM、Yarnリポジトリのアドレスやキャッシュディレクトリなどの設定もサポートしています。
.servbay.config
の設定方法
以下は.servbay.config
の設定例です。この例では、PHPの実行バージョンをPHP 8.5、Node.jsの実行バージョンをNode.js 20に設定しています。また、NPMとYarnのミラーURLもhttps://npmreg.proxy.ustclug.org/
に指定し、NPMのキャッシュディレクトリを/Applications/ServBay/tmp/npm/cache
に設定しています。
bash
PHP_VERSION=8.5
NODE_VERSION=20
YARN_CONFIG_REGISTRY=https://npmreg.proxy.ustclug.org/
NPM_CONFIG_REGISTRY=https://npmreg.proxy.ustclug.org/
NPM_CONFIG_CACHE=/Applications/ServBay/tmp/npm/cache
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実行例
以下は、実際の例を使用して.servbay.config
の動作メカニズムを示します。