AIルール(AI Rule)
ServBay MCP へ接続した後、AIツールは「ServBayの呼び出し」が「できる」ようになりますが、「いつ」「どのように」呼び出すべきかまでは把握していません。AIルール(AI Rule) は、AIに向けた操作ガイドです—— ローカルサービス、ウェブサイト、ドメイン、HTTPS、ポート、データベース、バックアップ等に関する課題では、ServBay MCPを使って確認・操作を最優先で実施すべきこと、アプリケーションコードを直接改変して環境問題を回避すべきではないことをAIに伝えます。本記事ではAIルールのインストール方法を紹介します。
AIルールが解決する課題
- AIをMCP優先で利用させる — 「サイトにアクセスできない / 502エラー / ポート競合 / 証明書エラー」等のローカル環境問題に遭遇した際、コードを書き換える前に必ずServBay MCPで状態確認を行わせます。
- セキュリティ境界を明確化 — 書き込みや破壊的操作は必ず事前に説明・確認し、会話上で機密情報や鍵を求めたり貼り付けたりしません。
- 手間のかかる説明を削減 — ルールが常駐し、AIはどの会話でも一貫した操作ルールを認識できます。
前提条件
- ServBayがインストール・起動済みであること。
- ServBay MCPの接続を完了しておくことを推奨します。
ワークスペース単位 vs グローバル単位
AIルールは、以下2つのレベルでインストールできます:
- ワークスペース単位(Workspace) — ルールファイルをプロジェクトディレクトリ配下に設置し、そのプロジェクトのみ対象とします。プロジェクトごとにカスタマイズしたい場合に便利です。
- グローバル単位(Global) — ルールをAIツールのユーザー設定に設置し、全プロジェクトに適用します。現時点でグローバルルールに対応しているのはClaude CodeとCodexのみです。
AIルールのインストール
**ServBay設定(Settings)→ AIクライアント統合(IDE Integrations)へ進み、該当するクライアント行のAIルールをインストール(Install AI Rule)をクリックします。ワークスペース単位の場合は、ターゲットプロジェクトディレクトリの選択が必要です。ServBayは該当ルールファイルを新規作成または更新します。取り消したい場合はAIルールを削除(Remove AI Rule)**をクリックしてください。
ワークスペース単位ルールファイルの設置場所
| クライアント | ルールファイル(プロジェクトルートからのパス) |
|---|---|
| VS Code | .github/instructions/servbay-mcp.instructions.md |
| Cursor | .cursor/rules/servbay-mcp.mdc |
| Codex | AGENTS.md |
| Claude Code | CLAUDE.md |
グローバル単位ルールファイルの設置場所
| クライアント | ルールファイル |
|---|---|
| Claude Code | ~/.claude/CLAUDE.md(公式ユーザーメモリ、セッション開始時にロード) |
| Codex | ~/.codex/AGENTS.md(公式グローバルメモリ) |
マークドマージ方式:既存内容は上書きしません
ServBayはマークドマージ方式でルールを書き込みます。ServBay管理のルールコンテンツを特定のマークで囲んだうえで、そのマーク内のみを書き換え、同じファイル内の他の内容は保持します。そのため、CLAUDE.mdやAGENTS.md等、既存ファイルへのルール追加も安全です—既存内容が失われることはなく、削除時もServBay管理エリアのみ取り消されます。
よくある質問(FAQ)
- Q:AIルールをインストールすると、既存の
CLAUDE.mdやAGENTS.mdは上書きされますか?- A:上書きしません。ServBayはマークで囲まれた管理領域のみを更新し、それ以外の内容には影響しません。
- Q:私のクライアントで「グローバルルール」オプションが表示されないのはなぜですか?
- A:グローバル単位は現在Claude CodeとCodexのみ対応しています。他のクライアントではワークスペース単位でご利用ください。
- Q:AIルールとMCP接続の関係は?
- A:MCP接続によりAIが「ServBayを呼び出せる」ようになり、AIルールが「いつ・どのように呼び出すか」を教えます。両方併用することで最大効果を発揮します。
- Q:Cursor / VS Codeプロジェクト内ルールはGitにコミットされますか?
- A:ルールはプロジェクトディレクトリにファイルとして設置されます。バージョン管理対象に含めるかどうかは
.gitignoreの設定に依存し、チームのポリシーで運用できます。
- A:ルールはプロジェクトディレクトリにファイルとして設置されます。バージョン管理対象に含めるかどうかは
まとめ
AIルールはServBay MCPの「操作ガイド」であり、AIがローカル開発環境の課題解決時に、ServBayを優先・適切・安全に活用できるようにします。ワークスペース・グローバルの両方にインストールでき、既存内容を守るマークドマージ方式で安全に運用できます。インストールが完了すれば、AIツールはあなたのローカル環境を支える力強いアシスタントとなります。
